つるぎ町貞光の人と物の交流から生まれた文化、祖先から永遠と受け継がれ、21世紀の命を育む農業、幾たびの喜びと悲しみを越えてきた心の歴史、日本農山村の原風景を今に語り継ぐ美しい自然を、四季を通じて体感できる有形無形文化の総合博物館が、「田園博物館 木綿麻」です。
-ミュージアムコア施設-
田園空間博物館 木綿麻の案内書として、2階展示室に42型ワイドテレビにて木綿麻博物館の展示説明をしています。また、つるぎ町貞光の歴史資料も展示しています。
1階和室では、地域の交流施設として催しや教室の開催を行っています。
つるぎ町貞光は、古代「阿波の国」を拓いた忌部氏が木綿(ゆう)や麻を栽培し、精製して朝廷に献上していました。江戸時代には、葉たばこの生産地として発展しました。現在は、ゆず、ブロイラーが主流で、ミニトマト、ぎんなん、スイカ、ハーブなどの栽培にも取り組んでいます。
弥生時代より平成時代へと受け継がれた歴史、伝統、文化を時代を検証しながら巡ってみてください。
剣山に連なる貞光川の峡谷と滝、四季折々の衣装を新たにする山々、歴史を刻んだ大木、古来より生活が営まれている農山村集落を堪能することができます。