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民俗文化財-無形民俗文化財

2.民俗文化財 2-1.無形民俗文化財

木屋の踊り念仏

踊りの風景写真
踊りの風景写真

  1. 指定 徳島県
  2. 分類 民俗文化財
  3. 種別 無形民俗文化財 
  4. 所在地 つるぎ町貞光字木屋86番地
    (木屋堂)
  5. 指定日 昭和56年5月6日
  6. 所有者または管理者 木屋地域 

新仏のあった年の8月13日の夜、木屋堂の堂内で行われる。先達の音頭で踊る人は念仏「ナムアミドーヤ」を繰り返し唱えながら、時計回りに後ろ向き(後ずさり)で進行し、次第に速度を速める。その様は、表現しがたいまでの神秘的な雰囲気となる。こうした後進型の踊り念仏は、全国的にも例がないといわれる。 なお木屋堂は、端四国霊場33番札所で、本尊は大日如来である。

 

川見の踊り念仏

踊りの風景写真
踊りの風景写真

  1. 指定 徳島県
  2. 分類 民俗文化財
  3. 種別 無形民俗文化財 
  4. 所在地 つるぎ町貞光字川見105番地
    (川見堂)
  5. 指定日 昭和56年5月6日
  6. 所有者または管理者 川見南無阿弥堂保存会

毎年8月14日の夜、川見堂の堂内で行われる。先達と鉦を打つ者が中にいて、その回りを踊る人が内側に向かって円をつくる。「ナムアミドーヤ」を3回唱えつつ右に3回跳び、「ナモーデ、ナモーデ」と唱えて、左に大きく2回跳び、時計とは逆に回る。素朴で踊躍念仏の特徴を色濃く伝承している。 
なお川見堂は、端四国霊場24番札所で、本尊仏は釈迦如来像である。
ちなみに、踊り念仏とは、歴史的には一遍上人(1239~89)が広めたと言われている。
本来は、自分が浄土を求めるためのものだが、時代とともに変化して仏を慰めるものと言われるようになった。

 

一宇の雨乞い踊り

踊りの風景写真

  1. 指定 徳島県
  2. 分類 民俗文化財
  3. 種別 無形民俗文化財
  4. 所在地 つるぎ町一宇字太刀本16番地
  5. 指定日 昭和47年9月8日 
  6. 所有者または管理者 つるぎ町教育委員会 

日照りが長く続き、作物が採れなくなった時に、各神社、集落などで竜神に降雨を祈願するための踊り。一宇の雨乞い踊りは、直径2メートルほどの竹製の輪に、金銀5色の紙で飾った竜頭を付けた大笠を頭上にかかげ、鉦、太鼓に合わせて踊る。
踊りの形態は輪状で、鉦2名、大太鼓6名、踊り4名。この外、踊る人や鉦、太鼓の人の足許に、桶の水を柄杓でかける人1名。往時は踊りの後、全員が「ヨベ、トベ、水神ヨ、水ヲタンモレ水神ヨ」と唱和しつつ祈願の為、八面山などの高山に登って行った。

 

天の岩戸神楽

踊りの風景写真
踊りの風景写真

  1. 指定 つるぎ町
  2. 分類 民俗文化財
  3. 種別 無形民俗文化財
  4. 所在地 つるぎ町貞光字町四九番地
    (松尾神社内)
  5. 指定日 昭和63年2月10日
  6. 所有者または管理者 (宗)松尾神社

天照大御神が天の岩戸に隠れてより、神々の祈りと舞楽によって大御神が導き出されるまでの神話に基づく神社奉納歌舞で、毎年元旦の年明けとともに奉納される。起こりは、江戸時代の上期より年に1度祭典に、神楽石の上で神楽歌を奉し、神代の手振りに舞神楽を奏でることになっていた。明治25年(1892)頃、旧来の神楽に伊勢・出雲神楽を取り入れたもので、第二次世界大戦で中断。昭和62年(1987)町の若者グループにより復活。面(おもて)を付けて舞う神楽は県下でも珍しい。

令和4年1月14日に奉納された「天の岩戸神楽」の様子です。(音声が流れます。)

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