高次脳機能障害者支援法が施行されました。(令和8年4月1日から)
高次脳機能障害は、見た目ではわかりにくく特性の理解が進んでいないことにより、適切な支援につながらず、本人や家族が日常生活や社会生活で困難を抱えることもあります。
このような状況を踏まえ、高次脳機能障害への理解を促進し、高次脳機能障がい者の自立と社会参加のための生活全般にわたる支援を、どの地域でも、あらゆる段階で切れ目なく受けられるようにすることを目的としています。
高次脳機能障害とは
病気やけがで脳に傷がついたことにより、怒りっぽくなったり物覚えが悪くなったり、何かにこだわりすぎるなど今までになかった症状が現れることがあります。これを高次脳機能障害といいます。
この障害により、日常生活や社会生活に困難を生じることがあります。子どもの場合は学校生活に支障をきたすことがあります。身体障害が軽いと脳障害が見えにくいため、社会から理解されにくいことがあります。高次脳機能障害によって日常生活や社会生活に制約があると診断されれば「器質性精神障害」として、精神障害者保健福祉手帳の申請対象になります。これは、誰もがある日突然なるかもしれない障害で、次のような症状がでることがあります。
記憶障害
- 物の置き場所を忘れる。
- 新しいできごとを覚えられない。
- 同じことを繰り返し質問する。
注意障害
- ぼんやりしていて、ミスが多い。
- ふたつのことを同時に行うと混乱する。
- 作業を長く続けられない。
遂行機能障害
- 自分で計画を立ててものごとを実行することができない。
- 人に指示してもらわないと何もできない。
- 約束の時間に間に合わない。
社会的行動障害
- 興奮する、暴力を振るう。
- 思い通りにならないと、大声を出す。
- 自己中心的になる。
これらの症状により、日常生活または社会生活に制約がある状態が高次脳機能障害です。
高次脳機能障害支援センターについて
徳島県では、徳島大学病院に高次脳機能障害センターが設置されています。
高次脳機能障害センターでは、高次脳機能障害に関する情報提供やサービスにつなげる支援を行っています。