4月19日、藍住町においてセアカゴケグモが確認されました。
セアカゴケグモはオーストラリア原産の外来生物ですが、平成7年に大阪府と三重県で生息が確認されて以降、各地に分布を拡大しています。
徳島県では平成22年に鳴門市里浦町の大手海岸で初めて確認され、その後、徳島市、阿南市、小松島市、松茂町、上板町、吉野川市、北島町、石井町、藍住町でも確認されています。
また、高速道路のサービスエリアや空港など、多くの方が利用する施設や住宅地での確認事例もでてきておりますので、留意点などをお知らせいたします。
(1)セアカゴケグモの留意点
攻撃的なクモではありませんが、メスは神経毒をもっているため、咬まれた場合、局所の疼痛、熱感程度の症状があり、小児、高齢者等の人が咬まれると、極まれに重症化することがあります(オスは毒をもっていません)。
また、セアカゴケグモは、次のような場所を好みます。
・コンクリートブロックの凹み・穴
・プランターと壁との隙間
・排水溝、排気口、水抜き管
・自販機、室外機の裏側(人工的熱源の周辺)
・自転車のサドル
・脱衣所、下駄箱
※このような場所で作業する場合は、念のために軍手など手袋を着用してください。
(2)セアカゴケグモを発見したら
次のいずれかの方法で直ちに駆除してください。
・市販の殺虫剤を噴霧する
・踏みつぶす など
(3)発見時の連絡先
・徳島県 危機管理環境部 グリーン社会推進課 電話:088-621-2263
・徳島県 危機管理環境部 消費者くらし安全局 安全衛生課 電話:088-621-2264
(4)万が一咬まれた場合
咬まれた場所を水で洗って清潔にし、医療機関に相談してください。
(5)参考
セアカゴケグモについて、徳島県ホームページに掲載しています。
https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/kurashi/shizen/5028467/
徳島県内でのセアカゴケグモの発見について
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